天理教校

教えを学び、道を求める

TENRIKYOKO
since 1900

天理教校の校舎

専修科

おつとめと基本教理の修得

おふでさきをはじめとする原典、教典、教祖伝を基礎から学びます。あわせて、おてふりや鳴物、祭儀式など、おつとめに関わる実技を修得します。また、おぢばへの伏せ込みひのきしんによって神一条の信仰信念を培います。

修了時に得られる資格
2年次修了 教人登録が可能
      教会長資格検定講習会の受講資格

特徴

講義内容

原典や教典、教祖伝などによって教理を学び、教えに基づいて思案する力を培います。また、おつとめに関して基礎から詳しく学び、教会のおつとめ、世界たすけを担う人材を目指して日々研鑽を重ねます。

おぢばへの伏せ込み

専修科生活の2年間は詰所に住まいし、普段から多くの時間をあててひのきしんに励み、おぢばへ伏せ込ませていただきます。また、本部の月次祭や大祭、その他、親里で開催されるさまざまな行事で多岐にわたるひのきしんに励みます。

養心会

学生の自主的な活動として「養心会」があります。現在7つの班に分かれていて、すべての学生が所属します。布教や雅楽、縦の伝道など、特色を持った班ごとの活動を通し、心を養い、教会活動に役立つ力を身につけます。

カリキュラムの一部ご紹介

みかぐらうた講義

「みかぐらうた」の概略を学びます。各下りのおうたの流れやそこに込められた親神様、教祖の思召をたずねます。

なりもの(小鼓)

男鳴物の講義では、打ち物だけでなく、笛や小鼓も基本から学びます。その中でも小鼓では、一人で組み立てられるようになるまで修得します。

月次祭まなび

おてふり、鳴物、祭儀式の修得に加え、調饌やおつとめ衣の着付けなど、おつとめに関する実技を幅広く修得します。練習を重ね、実際に月次祭まなびをおこないます。

実習

月次祭やおぢばで開催されるさまざまな行事でひのきしんに励み、ぢばに伏せ込みます。輸送部実習では、元気な挨拶と笑顔を心がけて、交通誘導にあたります。

講義科目

  • • おふでさき
  • • みかぐらうた
  • • おさしづ
  • • 教典
  • • 教祖伝
  • • 天理教史
  • • 逸話篇
  • • 伝道史
  • • 先人列伝
  • • 教義研究演習
  • • 信仰問答
  • • 他宗教概要
  • • 海外伝道事情
  • • 布教関連実技
  • • 教話演習
  • • おてふり
  • • なりもの
  • • 地方
  • • 祭儀式 ほか

学生インタビュー

立教183年3月卒業 源あゆみさん

専修科の良い所は?
さまざまな機会にさせていただくひのきしんが、誰かのたすかりや喜びにつながっていると実感することが何度もありました。勇んでつとめることが伏せ込みとなり、神様がご守護くださるのだと思います。そう思うと、さらに進んでひのきしんに励むことができるようになりました。何事にも一生懸命になれたのは、専修科だからこそだと思います。
専修科で学んだことは?
この2年間で、おつとめに対する考え方を大きく変えていただきました。1年生の時からおつとめの地歌、おてふり、鳴物、祭儀式を一から教えていただきました。当たったお役に責任を持って、皆が心を揃えておつとめすることの大切さを学んだと思います。クラスの仲間とお願いづとめをし、鮮やかにご守護をいただいたという経験もしました。